排卵検査薬で分かること
排卵検査薬は黄体化ホルモンの量を測り、陽性を示すことで排卵日が近いことを示します。
その他にも妊娠すると排卵の必要がなくなるので黄体化ホルモン濃度が上昇することがなく陰性のままなので、妊娠していることが分かることがあります。
ただその前には生理がなくなるので妊娠が疑われます。そうとは気づかずに排卵検査薬を使っているといつまでの陰性のままなので妊娠が分かったということが多いようです。
こういうときは妊娠診断薬を用いるのが確実なのはいうまでもありません。
妊娠していない場合は、黄体化ホルモン(LH)の分泌がもともと少ないことも考えられます。高プロラクチン血症や下垂体機能障害などのときには黄体化ホルモンの活性が低下します。
また、排卵検査薬で男女の産み分けができるという話がありますが、排卵検査薬は単に黄体化ホルモンのピークを測るものなので男女の産み分けをするというものではありません。
ただ男の子が欲しい場合は「クリアプラン」、女の子が欲しい場合は「エルチェック」といわれています。これはY精子とX精子の生存期間の違いを利用したものですが、確実というわけではありません。(産み分けについては後述)
排卵検査薬はあくまで排卵の時期を探るものですが、2人目、3人目になると男の子が欲しい、女の子が欲しいという気持ちになるのは分かります。