オギノ式

オギノ式というのは世間では避妊法として知られていますが、そもそも産婦人科医だった荻野久作が発見した月経周期に関する「荻野学説」を元にオーストリア人のヘルマン・クナウスが避妊のために提唱された方法です。

荻野久作氏自身はこの月経周期を逆に妊娠のために役立てるよう主張し続けたそうです。

この荻野学説というのは排卵日というのは生理があった日から遡って１２〜１６日の５日間にあるというものです。

この学説によって女性がいつ排卵し妊娠するかということが分かるようになりました。

あなたが妊娠しようというときにはこの荻野学説を利用するとあなたの排卵時期を予想することができます。
つまりあなたの生理周期をチェックし、次回の生理日を推定してその生理日から１２日から１６日遡った日が排卵予定日です。

確かに５日間の間に排卵されるというのはいささか期間が長いですが、排卵検査薬、基礎体温と組み合わせれば確実性が増していきます。

人により生理周期が一定でなかったり、排卵検査薬がうまく陽性にならなかったりしますので、一つずつ試すより同時に行いながら検討するのがいいでしょう。