排卵検査薬と男女の産み分け


そもそも赤ちゃんが欲しい人には男の子でも女の子でも授かればうれしいわけですが、やはり出来れば女の子とか、出来れば男の子のほうがという人もいるのではないでしょうか?

ここで紹介する産み分けの方法は必ずしもそうなるというわけではなく確率の問題でもありますし、学術的にどうともいえないのですが、あくまで参考程度に。


では、まず男の子か女の子かがどうして分かれるのでしょう。
それは染色体という遺伝子にあります。女性はXX、男性はXYの遺伝子を持っているわけですが、それぞれが卵子や精子になるときに減数分裂といって染色体が半分になります。

女性は染色体がXXですから、2つに分かれてもXになりますが、男性はXYですからXとYに分かれます。

だから精子にはY染色体を持つものX染色体を持つものが存在することになりますよね。

受精したときY染色体だったら男の子、X染色体だったら女の子になるというわけです。


一般にY染色体の精子は酸性に弱く、アルカリ性に強いといわれています。逆にX染色体を持つ精子は酸性に強くアルカリ性に弱いといわれています。
また、Y染色体はX染色体よりも軽いので泳ぐ速度が速いといわれています。

そして、日頃の女性の膣内は外部からの雑菌の感染を防ぐために酸性になっています。
それが排卵日にはややアルカリ性に傾く傾向にあります。

そこで、排卵日に仲良しをするとY染色体の精子は途中で脱落しにくくなり男の子が産まれやすくなるといわれます。

そして、排卵日の2日前に仲良しをすると、膣内はまだ酸性に傾いているのでX染色体の精子が生き残りやすく、精子は2日ほど生存しているので排卵日まで生き延びて女の子が産まれやすいといわれています。
また、X染色体は泳ぐのが遅いので2日の時間をかけてあげると卵子まで到達しやすくなるともいわれています。

排卵検査薬で感度のいいものを使うと排卵日の2日前ほどで陽性が分かるものがあります。「エルチェック」は女の子が欲しいときに使うといいといわれています。
感度のやや悪い排卵検査薬を使うと排卵日あたりに陽性になるので男の子が欲しいときに使うといいでしょう。「クリアプラン」は検出感度が40IU/Lです。

P-チェックLHはスコア1の検出感度が10IU/Lなので、1周期分スコアが0〜3のあいだでどのように変化するのか確かめてから仲良しにチャレンジしてみてもいいかもしれません。


排卵検査薬は黄体化ホルモンの変化を見るものですが、自分の唾液で排卵期を知る排卵期チェッカーなるものがあります。


「レディデイ」、「レディーキュー」というものがあるようですが、シダのような模様で排卵期をチェックします。この排卵期チェッカーはエストロゲンの変化を見ていて、エストロゲン量が増えると唾液の粘稠性が変化し、シダ状の模様が見えるといわれています。

エストロゲンの分泌のピークは黄体化ホルモンのピークよりも早めに出てくる傾向があるので排卵日を早めに知りたいときには併用してもいいかもしれませんね。

ただし、人によっては全然シダ状にならなかったという人もいますし、絶対というものでもないようです。


その他ではピンクゼリーグリーンゼリーというのがあり、仲良しの前に使って膣内を酸性に傾けたりアルカリ性に傾けたりして男女の産み分けを行う方法もあります。
病院の産婦人科で相談するか、ネットで購入するかしてみるといいかもしれません。

ただし男女の産み分けをすると妊娠の確率は低くなります。X染色体かY染色体かどちらかを選ぶわけですから。


究極の産み分けには人工授精というものがあります。

X染色体はY染色体より重いので遠心分離器というもので分離してやるとX染色体の精子だけ、またはY染色体の精子だけに分けることができます。

分離した精子を子宮内に入れてうまく受精すれば、完全に産み分けができるということです。

ただし倫理的に議論が分かれるといえますので、病院でやっているところはないのではと思いますが。

それから男女産み分けを指導しているレディースクリニックもありますので、興味があれば探してみるといいかもしれませんね。










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