仲良しの時は楽しめるよう工夫しよう
単に赤ちゃんを作ることを目的に仲良しするのでは何か味気ない感じがしてしまいます。
女性はおもに皮膚の刺激など物理的な刺激で興奮する傾向にあるのに対して男性は大脳が興奮していかないと勃起などうまくいかない場合があります。
なにげないちょっとした言葉でストレスを受け、男性はやる気がなくなってしまうなど、意外とデリケートなんですね!
そういうときには女性の方から工夫して話し方や態度を変えてみたり、ホテルに行く、下着の色や形、香水をつけてみたりアロマの精油を使う、ムードのある音楽、興奮しそうな映像など五感から大脳を刺激するようにすると彼もその気になってくれるかも。
仲良しで十分に刺激し興奮した方が妊娠しやすいということもいわれています。というのも十分に刺激した方が子宮頸管粘液の分泌が促進され、オルガスムスのときには子宮は収縮運動を起こしますので精子が移動しやすくなるとも考えられます。
さらに、刺激を受けて興奮すると脳下垂体からのLHの分泌が増加し排卵予定日の前であっても排卵する可能性があるといわれています。(サルやヒツジ、ねずみでは証明されています)
また、妊娠しやすい体位というのもあります。精子に進入をよくする正常位、後背位、側仰位、後側位が妊娠しやすい体位といわれています。最も多いのは正常位ですが、男性がかなり太っていたり、女性が腰痛持ちの場合には腰をあまり刺激しない側仰位、後側位がおすすめです。
マンネリ化を防ぐためにも仲良しの体位を変えてみるのも手です。
そして、事後には10分ほどはあまり動かず両ひざを締めるようにしたり、腰に枕を置くなどして精液が漏れでないように工夫してみましょう。
そのときには男性の方も思いやりを忘れずに優しい言葉をかけたり、お互いに将来のことを話し合ったりしてみましょう。
2人が仲良しなほど妊娠はうまくいくのかもしれません。
>>不妊症・不妊治療を自宅で改善出来る妊娠成功ガイドブック
余談:中世ヨーロッパで神聖ローマ皇帝フランツ1世の皇后でありハンガリー女王であったマリア・テレジアという女帝がいました。
彼女の父カール6世には彼女の兄がいましたが、夭折してしまったことから男性の後継者がいなくなりました。そのため養子のフランツ1世と結婚し彼女が後継者となったのですが、ハプスブルグ家には男系相続しか認められていませんでした。
彼女がハプスブルク家を相続しましたが父が亡くなるとそのことがきっかけで戦争が起こってしまいました。
そのためかマリア・テレジアは出来るかぎり子供を産もうと考えるようになりました。
ところが、なかなか妊娠することができません。
そこで、彼女の侍医に相談したところ、
「仲良しの時になるべくクリトリスを刺激してもらって興奮するようにしなさい」
とアドバイスを受けました。
そのおかげか、彼女には男の子5人と女の子11人の計16人もの子宝に恵まれました。
彼女の末娘マリア・アントーニアはフランス革命で有名なルイ16世の妃マリー・アントワネットです。
補足:男女の産み分けで女の子がほしいときには、なるべくオルガスムスに達しないうちに射精するよういわれています。
これは興奮しないで子宮頸管粘液が分泌されないと膣内が酸性のままである方が男の子の遺伝子を持つY遺伝子の精子が死にやすいためです。
男女の産み分けを試みる場合にはいいかもしれませんが、妊娠しやすさからいうとやはりオルガスムスを感じるような仲良しをした方がいいといえるでしょう。