妊娠と食べ物

食べ物によって妊娠しやすいとかいうのはあるのでしょうか?

女性に多い症状に冷え性や低血圧、貧血というがありますね。
血液の循環が悪いと妊娠にも影響を与えます。

からだを温め、ビタミン、ミネラルなどバランスのよい食事をとるようにすれば妊娠しやすい体になることでしょう。


特に、女性の妊娠にいいとされる栄養素は

ビタミン類:特に抗酸化作用で美容にいいとされるビタミンEは、不足すると血液に流れなどは悪くなり、冷えなどをおこします。そもそもビタミンEはネズミの抗不妊因子として発見されたもので、不足すると生殖能力に影響します。
その他ビタミンB類は摂取した食べ物をスムーズに代謝し燃焼させますし、葉酸は妊娠中の赤ちゃんの生育に必要な栄養素です。

鉄分:血液には酸素を運ぶヘモグロビンというのがあり、ヘモグロビンには鉄を含んでいます。女性は約3割の人が貧血気味といわれていますので、レバーなど鉄分を含む食べ物とるようにするといいでしょう。

カルシウム:カルシウムは骨の成分です。胎児の成育にはカルシウムが必要になってきますので、小魚や、牛乳などを食べるとともにビタミンDを含むキノコ類や卵黄もいいといえます。

などです。


男性も精力アップだけでなく精子の形成や運動能力に必要な栄養素もあります。

亜鉛:味覚障害で注目される亜鉛ですが、精子の生成において重要な栄養素です。亜鉛が不足すると精子の量が減ったり、運動量が減少したりすることが分かっています。

ビタミン類:男性もビタミン類は重要です。元気になるといわれるうなぎにはビタミンA,B,Eが含まれています。

タンパク質:精子はほとんどがタンパク質であり、精液にはアルカリ性のアルギニンというアミノ酸が多く含まれています。精子の持つ遺伝情報のある核酸と親和性を高め、弱アルカリ性で精子の生存を助けると考えられています。


それぞれの栄養素を多く含む食べ物は

ビタミンA:レバー、バター、うなぎ、肝油、卵など
ビタミンB群:レバー、酵母、胚芽、豚肉、大豆など
ビタミンC:果物、野菜など
ビタミンD:シイタケ、レバー、いわし、バターなど
ビタミンE:ピーナッツ、アーモンド、胚芽油、マヨネーズ、大豆など
鉄分:レバー、牡蠣、ほうれん草、牛肉など
カルシウム:牛乳、小魚、ごまなど
亜鉛:牡蠣、牛肉、ピーナッツ、アーモンド、ニンニクなど
タンパク質:牛肉、豚肉、卵、魚肉など


おすすめの食べ物

アボカド:森のバターと呼ばれるアボカドは不飽和脂肪酸のリノール酸、オレイン酸やビタミンEを豊富に含み、その他ビタミンやミネラルも含んでいます。

ナッツ類:ピーナッツやアーモンド、クルミなどのナッツ類にはビタミンE、不飽和脂肪酸、亜鉛が含まれています。

ニンニク、ニラ:強壮作用があるといわれるニンニクは亜鉛を含み、ビタミンA,B,Cも含んでいます。生で食べるのは刺激があるので加熱して食べるのが普通です。


あれもこれもというわけにはいかないでしょうが、とりあえず規則正しい食生活を心がけるところからはじめましょう。





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